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政治記者Xの備忘録

官邸、自民党、財務省などの記者クラブを経験。マスコミで書けないネタを書いていきます。

甘利元大臣の辞任発表日は外しましたが・・・

辞任発表の日にちは外しましたが、「TPP調印式を待たずに早期決着」という流れは一応、外していなかったということで、弁解しておきます・・・。

 

当時の報道として、「安倍総理は盟友甘利大臣を徹底的に守り抜くはず」というものだった。ですが、その報道の流れは怪しいと思っていました。というのも、安倍総理参院選に掛ける執念は実に凄まじいものだからです。

 

野党の攻撃材料になる要素を徹底的に潰していく。「ハードボイルド」と呼ぶにふさわしい振る舞い方だろう。

 

沖縄を意識して、沖縄出身の元SPEEDの今井絵理子氏を擁立。保育所不足が攻撃材料になりそうと思ったら、補正予算で保育所対策予算を大幅増。そして教育問題や福祉問題の看板候補として、五体不満足乙武洋匡氏を投入する。

 

さらに、参院選勝利に不可欠な創価学会票をしっかり取り込むため、公明党の軽減税率の要求を丸呑みする。

 

そういった流れの中で考えてみると、甘利元大臣の早期辞任はサプライズでもなんでもなく、当然の帰結だったと思うわけです。甘利氏自身も盟友として、安倍総理参院選への執念をよく知るからこそ、TPP調印式まで粘ることなく、早期辞任をした。

 

いずれにしても、安倍総理参院選勝利、すなわち憲法改正への執念の凄まじさを改めて感じるのでした。